kamer

広島の繁華街、広島本通商店街の南側を東西に走る2本の通り、通称「うらぶくろ」 表通りにはない個性的な店舗や隠れた名店のあるサラリーマンや学生、幅広い層に人気のエリアで広さ８坪のビールショップを計画。 お施主様がベルギービール醸造所でのインターン、バーテンダー時代に出会った、世界の魅力的なビールを気軽に楽しめる店。小学生の頃から過ごした大好きな袋町に作たいという想いに共感、「kamer」らしさについて共に考えた。 要件を満たしながらコストバランスにメリハリをつけ、気軽に立ち寄れるカジュアルな内装とした。カウンターエリアは、作業スペースの使い勝手やお客様との対話を誘発させるような距離感について現場で何度も確認した。 豊富なビール知識で話が弾むカウンターでは、ビールがますます美味しい。通りからも見えるショーケースに、こだわりのカラフルで楽しいデザインの缶が並び、通るひとを楽しませている。 ビールについて多くの経験を積んだお施主様が、故郷である広島に戻ってきて店をオープンしてくれたこと、広島を楽しくする店がまたひとつ「うらぶくろ」にできたことを嬉しく思う。