A Gentle Frame for Community Health

ビルディングタイプ
医療施設
8
250
日本 岐阜県

DATA

CREDIT

  • 撮影
    ToLoLo studio
  • 設計
    TSCアーキテクツ
  • 担当者
    田中義彰
  • 施工
    協和建設株式会社
  • 構造設計
    モヴ構造設計株式会社

病院へ行くとき、私たちは少しだけ緊張しています。「いわい整形外科」が目指したのは、そんな不安を「温かな透明感(Warm Transparency)」で包み込むことでした。 敷地は交通量の多い幹線道路沿い。建物を閉じるのではなく、深い軒と木のフレームによって街にひらく構えをつくり、地域に対して穏やかな存在感を示しています。夕刻には、内部の温かな光が街路へとにじみ出し、通りの風景そのものをやさしく照らします。 内部では、待合やリハビリといった公的空間を大きく開き、診察室などの私的空間は高窓によって視線を制御。木造の力強い架構(Gentle Frame)を遮ることなく、透明な境界をつくる「外付けサッシ」の詳細設計によって、光とプライバシーを丁寧に切り分けました 。2階のリハビリ室では、この現しの構造体が、身体だけでなく心の回復も静かに支えます 。 治療のための施設にとどまらず、街の一部として人々に寄り添う医療建築のかたちを提示しています。

物件所在地

8