TSCアーキテクツのロゴ

TSCアーキテクツ

私が建築を設計する時、「寛容性のある建築」を創りたいと考えている。 衣食住といわれるように、人と住宅は非常に近い関係にあります。言うまでも無く住宅は人が生活を行っていく場です。 そこでは人が育ち、食事をし、就寝し、くつろぎ、時にはけんかや病に伏せるとき等様々な場面が有ります。 また昼の生活もあれば夜の表情も有ります。住宅には家族を受け入れる寛容性が特に求められるものだと思います。 寛容性とは「ある物事について、排斥することなく、おおらかに受け入れることができる気質や性質。または、そうした性質がどの程度あるかという度合い」とある。寛容性を持った住宅は、実感として建築が主張しすぎることなく配慮されていて、 ただ心地よいと感じたりできる「場」があたかも自然にそこにあったという状態のものと私は思います。 そのためには、近隣との関係に責任を持ちその1軒が風景をつくるという節度ある態度で取り組むことを前提に、 風土・文化によって培われた過去の知を引き継ぎながらもクライアントとの対話の中から生まれてくる新しい「意味のあるデザイン」をすることが大切だと考えております。