44.7〈リノベーション〉

ビルディングタイプ
戸建住宅
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補足資料

既存LDK
その他
diagram
ダイアグラム

DATA

CREDIT

  • 撮影
    コンドウダイスケ
  • 設計
    W
  • 担当者
    渡部光樹+渡部梨華
  • 施工
    足利工務店

住宅のLDK部分を改修する計画。 クライアントは、共にガラス作家である熊谷峻・境田亜希ご夫妻。 素材感を大切にするお二人ならではの住まいを実現するために、ひとつひとつのディテールを精密に設計することで、居心地の良い空間となることを目指した。 まず、壁付だったキッチンを部屋の中央に配置し直す。 4m×1mとかなり大きなサイズながらも圧迫感がないように、ひとつの家具として軽やかにしつらえた。 また、部屋の端に一枚の間仕切り壁を立ててパントリーを新設。 食器類や冷蔵庫はここに隠すことで、LDKを整頓できる。 キッチンカウンター天板の素材には、銅板を採用。 銅はステンレスに比べて傷付きやすいが、極めて高い抗菌作用がありキッチンに適した素材である。 そして何より経年で“育つ”素材でもある。 はじめはピカピカの表面も、見る見るエイジングされ味わい深い表情に育っていく様子を愉しむことができる。 これからさらに年月をかけて、緑青(ろくしょう)が天板を吹き覆う。 窓については、野趣あふれる既存庭と内部空間との関係を新たにつなぎ直すため、特に注意深く形状や寸法を検討した。 リビング側の窓は片引き窓+大型FIX窓とし、フレームレスで開放感を高め、庭との連続性を強調。 ダイニング側の窓はFIX出窓とし、風景を切り取るピクチャーウィンドウとした。 いずれも既製サッシを使わず、オリジナルの木製サッシを設計・製作し取り付けた。 廊下との境壁には、ガラスブロックをはめ込んでいる。 このブロックは両氏の特製で、本計画のために考案されたものである。 ガラスを透過し変換された淡く美しい光が、暗がりの中廊下をほのかに照らしだす。

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