LE PONT DE CIEL（ルポンドシエル）

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AICA

所在地：大阪府 設計：株式会社大林組 1973年に誕生した歴史あるフレンチレストランを移転し、小山薫堂氏の企画・コンサルティングにより、「アート」と「食」を融合した空間とした。 既存店舗の【LE PONT DE CIEL】『天に架ける橋』という名称とコンセプトを引継ぎ、「架け橋」をデザインコンセプトとしている。 入居する日本生命淀屋橋ビルのエントランス空間が淀屋橋をオマージュしており、店舗がその地下に位置することからも橋のアーチを模ったデザインや橋の下のような隠れ家的な空間や落ち着きを表現した。 エントランスにはギャラリーが配され企画展などを行うことで様々なアートを展示し、レストランに訪れる人の感性を刺激する。レストラン内部の通路や個室には具体(Gutai)美術を中心としたアートを設置している。 インテリアはこれから先もさらに成長を続けより良いレストランになりたいという想いを込め、「経年優化」というコンセプトを掲げてデザインした。 オープンキッチンでは薪窯を設けることで目の前で火の温かみを感じられる特徴的なフレンチレストランとし、ジョリパット爽土など時間と共に材料の風格や輝きが増していくような素材、石や木、金属といった材料でレストラン全体を構成した。